先人から学ぶ

こんにちは!

さくらデイサービス浜松中央 看護師の吉田です。

コロナ禍の日本で開催されたオリンピックも無事に閉会式を終えましたね。

選手の皆さんからは沢山の感動をもらいました。

閉会式の選手達の清々しい笑顔を見ていたら、多くの反対意見のあったオリンピックではありますが、選手達には素直に感動をありがとう!と言いたいです。

世界中の選手の皆様、オリンピック関係者の皆様お疲れ様でした。

引き続きパラリンピックも応援していきたいと思います。

今日8月9日は、長崎に原爆が投下された日です。

午前中のサイレンとともに黙祷をしました。

8月6日は広島に原爆が投下された日。

そして、8月15日は終戦記念日ですね。

何かと考えさせられる8月です。

先日、お風呂の介助をさせて頂いた時に、90代の男性のご利用者様が、『私は徴兵検査を受けた事があるんだよ』と話掛けて下さいました。

徴兵検査とは(ウィキペディアより抜粋)

徴兵検査(ちょうへいけんさ)は各国の憲法・法律で徴兵制度が義務付けられている国において、一定の年齢に達した者に対して身体検査を行い、

合格した者を徴兵対象の候補者とするための検査である

戦争を知らない世代の私にとっては、徴兵という言葉がピンとこなくて…

男性利用者様に、何とお声掛ければ良いのか?一瞬迷ってしまった私です。

勇気を出して『嫌でなかったら、今度、色々とその頃のお話聴かせて下さいませんか?』とお願いをしてみました。

『もちろん』と男性利用者様は笑顔で仰って下さいました。

戦争の記憶を風化させない為に…

私も含めて、平和ボケしている現代人

戦争体験者の方のお話を聞いて気を引き締めるのも大切かな?と思います。

8月の終戦記念日の近い日に、戦時中に色々と苦労をされたご利用者様のお話を聴くお時間を設けれたら…と思っています。

今はコロナという敵に世界中の人達が立ち向かい、戦っている状態ですね。

戦争を経験し、辛い時代を生き抜いてきた方々の不屈の精神な体験談を聴く事は、きっとこのコロナ禍に大切な教えを頂けると思うのです。