ユマニチュード

こんにちは
さくら・介護ステーション浜松中央の杉山です。
ユマニチュードという言葉を知っていますか?

ユマニチュードとは、知覚・感情・言語による包括的なコミュニケーションに基づいたケア技法です。

フランス語で 人間らしさ を意味する言葉です。

ユマニチュードのケアには「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの基本から構成されています。

①見る
正面から顔を近づけ、見つめる時間を意識的に長くとる。目の位置を水平にして、対等な関係であることをアピールする。

②話す
前向きな言葉を使い、優しく穏やかに話しかける。

③触れる
手のひらを使って優しく触れる。
急に触れたり離したりせず、びっくりさせないように、ゆっくり行うことがポイント。
触れるときは、腕や背中といった部位からスタートし、顔や唇、手といった敏感な部位は最後に行い、手首や足をつかまないようにケアを進める。

④立つ
立つことで、筋力低下や骨粗しょう症の進行を防ぐことができます。
血液の流れも改善できるため、患者さんの能力に応じて立位でのケアを取り入れる。

マグニチュードに関する基本的な内容を理解することが大切です。