スマイルケア食

さくら・介護ステーション浜松中央の介護スタッフです。

2月10日はふきのとうの日だそうです。

語呂合わせで

『ふ(2)きのとう(10)』

早春の味ですね。旬の食べ物は季節を感じられ、幸福感も味わえます。

食事は、生きていくための栄養をとるためでなく、張りのある毎日を送るために欠かせないものです。

高齢者の方にとっても毎日おいしい食事をとることは、生きる活力、自立への意欲アップになります。

さらに精神的な満足感もえられます。

若い人に比べ筋力低下などで活動に制限が出てくる高齢者の方は、日常生活であまり刺激をうける機会が少なくなります。

それだけに一日三度の食事が楽しみになってる方も多いと思います。

私たちが訪問先で調理のサービスをする際、栄養面、噛みやすさ、飲み込みやすさ、塩分コントロールに加え

体調にあった献立、食べ慣れた味付け、食材をお好みの切にするようお聞きするなどして一緒に作ったり、少しでも食事を楽しんでいただけるようにしてます。

また、もとの形のわからないきざみ食、ミキサー食、ムース食も何が入っているか献立の説明をして、具材本来の味も味わっていただけるようにしております。

現在は農林水産省が中心となり介護食品は『スマイルケア食』と新しい愛称でよぶようになりました。

高齢者の方だけでなく食機能や、栄養に関して注意が必要な方々にも介護食品を利用していただけるように、市販食品も食べやすさにはもちろん、味付けや美味しそうな見た目にもこだわった食事に力を入れているようです。

介護食品を扱うスーパーマーケットやドラッグストアでも購入できるそうです。

このようなサポート食を利用して食事の楽しみを感じるのもいいと思います。

これからも、食べる人も作る人も『笑顔』で囲める食卓を目指していきたいです。

前の記事

笑いの効果

次の記事

介護の倫理