加齢に伴う変化とその心理

こんにちは。
さくらデイサービス浜松中央介護スタッフの加藤です。

加齢に伴う変化とその心理とは

加齢に伴って、さまざまな変化が生じてきます。
それらは身体機能や感覚、知覚、知能、記憶など多岐にわたり、人によって変化の生じ方は異なります。

また、これらの変化の多くは高齢期までに顕在化し、日常生活の具体的な場面に影響が現れてきます。

したがって高齢者の心理を理解するためには、まず加齢に伴う個人内の変化とその影響を理解し、

それが高齢者の心理にどのように影響するかを考えて行く事が必要です。

 

身体面では加齢に伴って、外見上の変化が現れてきます。
皮膚の弾力性の低下やしわの増加、頭髪の白髪化や細少化、体型や姿勢の変化など、身体のさまざまな部分で変化が現れます。

また運動機能にも変化が見られます。
低下の度合いは機能によって異なりますが、ほとんどの運動能力のピークは20代前後にあり、その後は低下していきます。

さらに、体温調整機能や免疫機能などの自己調整機能や、回復機能の低下も起こってきます。

これらの変化は鏡を見てもわかるものであったり、思うように身体が動かない経験をすることがあったりなど、
みずからの老いを自覚する理由の1つとなります。

また年をとるにつれて、そうした自覚を経験する機会は増えていきます。

しかし、外見の変化はそれまでの生活環境や遺伝的な要因にも左右され、その現れ方には個人差があります。

また運動機能のレベルには低下前の個人差があるうえ、継続的な運動などにより維持される部分もあり、低下の度合いは人に寄って異なるそうです。