正しい入浴法
こんにちは。
さくらデイサービス浜松中央 機能訓練士です。
日に日に寒くなり、お風呂で
ゆっくりつかりたい季節になってきました。
今日は、”入浴について”ご紹介したいと思います。
良かったら、参考にしてみて下さい。
肩までたっぷりつかると一時的には気持ちが良いですが、水圧が大きいため、心臓や肺に負担がかかります。
半身浴で、ぬるめのお湯に15〜20分くらいつかると血圧循環が良くなり、体がしっかり温まり、湯冷めをしにくくなります。
肩が寒い時は、タオルをかけたり、お湯やシャワーをかけて温めまってください。
お湯の温度には注意!
入浴中の発作を予防するには、まずお湯の温度を高くしすぎないことが大切です。
お湯の温度が高いほど、血圧も急上昇する傾向があるからです。
お湯の温度を40℃以下に抑えることが、大事です。
とくに高齢になると皮膚感覚が鈍くなり、気付かずに高温のお湯に入っていることがあります。
温度調節のできるお風呂なら設定温度を低めにする。それ以外のお風呂なら湯温計などでお湯が熱すぎないかチェックしてください。
入浴の前に脱衣室や浴室を温めておき、お湯との温度差を小さくすることも予防策のひとつです。
脱衣室は小型の暖房機器で、浴室はシャワーを2~3分出しっぱなしにするといった方法で温めておくと良いです。
また、お酒を飲んだあとや運動をした直後は、血圧が高くなっているので入浴しないこと。
外出先から帰宅したときも、直後はまだ血圧が高く、脈拍数も多い状態なので、お茶でも飲んでしばらく休んでから入浴するようにしてください。