老化を考える

さくらデイサービス浜松中央看護師の吉田です。

久しぶりにブログの記事を書かせて頂きます。

拙い記事ではありますが、お付き合いの程、宜しくお願い致します!

梅雨真っ最中ですが、早く梅雨明けして晴れ間が恋しい反面、今年も猛暑になるというニュースを目にしました。

雨降りが続いていても、涼しいから過ごしやすいかな?と

梅雨明けはゆっくりで良いかしら?と思ったりしています。

さて今回は、自分の身に起こっている事も含めて、『老化』について改めて書かせて頂きます!

私事で申し訳ありませんが、50歳を過ぎた頃から、老化現象をじわり、じわりと感じ始める様になりまして、老化について色々と調べてみました。

『老化』について専門機関のホームページでは、老化の定義を以下の様に説明しています。

人は生まれてから亡くなるまで、常に何かしらの変化が起きています。

ある時までは「成長」と呼ばれますが、人として成人し、成熟期を迎えると、そこから先は「老化」と呼ばれるようになります。

もちろん、これは誰にでも起こる変化ですが、そのスピードには個人差があります。

「老化」とは一般的に、成熟期以降に起こる生理機能の衰退を意味し、遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、適応力が低下することで起こる変化と考えられます。

18歳〜45歳くらいまでが成熟期らしいです。

私の年齢は完全に成熟期を過ぎています。

つまり、老化現象がおきてもおかしくない年齢なんですが、私自身、人として、まだまだ成熟していなくても、年齢だけは成熟期を過ぎて老化がはじまっているという訳で、少し悲しくなりました。

『老化』

あまり口にしたくない言葉です。

しかし、誰にもやってくる変化でして、個人差はありますが、40歳代から老化現象は加速していき、身体や心の変化をもたらします。

老化についていくつかの例をあげてみますね。

脳神経系

大脳萎縮や脳細胞の減少、神経伝達物質の活性低下などから、認知機能の低下が見られます。そのため、70歳以上の約1割、90歳以上になると5割が、認知機能低下に伴う認知症になります。

心血管系

左室の肥大や冠動脈硬化、運動時の最大心拍出量が低下します。これによって心筋梗塞や心肥大、心不全、高血圧を引き起こします。

呼吸器系

肺胞そのものの数の減少、肺の弾性力の低下などにより、呼吸機能が全般的に低下します。

消化器系

咀嚼や嚥下能力の低下による誤嚥性肺炎、消化管運動が低下することによる便秘や便通の異常、胃内容物の食道への逆流による逆流性食道炎などが見られます。

腎泌尿器系

糸球体の喪失や腎血流量の低下、ろ過率の低下により夜間尿量が増え、尿失禁を引き起こします。

骨格系

骨量や骨密度の低下による骨粗鬆症や骨折、関節液減少や滑膜の弾力低下による関節炎を引き起こし、寝たきりとなる方も少なくありません。

このほかにも、視力の低下や聴力の低下など、高齢者には様々な身体の影響が出てくるのです。

私事で申し訳ありませんが、健康で能天気な性格でずっときたのですが、ある日突然逆流性食道炎らしき症状が出てきまして、びっくりしました。

逆流性食道炎は、食道と胃の間にある下部食道括約筋が緩み、胃酸が食道へ逆流してしまう病気です。原因は様々ですが、『老化』により下部食道括約筋が緩んでしまうらしいのです。

自分の胃腸も老化現象が始まりつつあるのだと、身体の変化、サインで知らされました。

デイサービスのご利用者様の中に、逆流性食道炎を患っておられる方がいらっしゃいます。

辛い症状のお気持ちを私自身が経験する事で分かって差し上げられた点は良かったのですが、

やはり辛いです。

老化現象を緩やかにしていくのが私の目標です!

デイサービスは、老化現象をゆっくりする取り組みが多くあるのでは!と思っています。

デイサービスにいらして、多くの方とお話するという事をとっても、コミュニケーションを取る事で脳に刺激を与えて認知症予防に繋がりますし、機能訓練をする事で、筋肉、骨の老化予防にもなります。

デイサービスって良い所だよな〜って改めて思っています!

さくらデイサービスに通われいらっしゃるご利用者様が、ずっとお元気でお過ごし頂ける様に…

まずは職員が心身健康で明るく、元気でいなくてはなりません。

私もせまりくる老化現象にパンチを入れながら、頑張っていきたいと思います!

追伸

逆流性食道炎の症状が辛い時に、機能訓練師で旭接骨院の竹内先生に相談をしましたら、お灸が効果的な方もいらっしゃるという朗報を伺いました。次回、症状が出たら、治療を受けてみようかしら?と私は思っております。

症状が出ない様にするのが大事なんですが…

旭接骨院は、さくらデイサービス浜松中央の1階にあります