てんかん
こんにちは
さくら・介護ステーション浜松中央の杉山です。
てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの てんかん発作 を繰り返し起こす病気。
原因や症状は人により様々でどの年齢層でも発病する可能性があります。
症状は基本的に一過性で、てんかん発作終了後は元通りの状態に回復することが特徴です。
原因は様々で、脳腫瘍や頭部外傷後遺症などの明らかな原因がある場合は 症候性てんかん
原因不明の場合は 特発性てんかん と呼ばれます。
治療は適切な抗てんかん薬を服用することで、60~70%の患者さんでは発作は抑制され通常の社会生活を支障なくおくれます。
一方、抗てんかん薬では発作を抑えることができず、「難治性てんかん」として複数の抗てんかん薬の調整や外科治療などの専門的なてんかん治療を必要とする場合もあります。
てんかんを持つ方にとって、発作が起こっている時間は通常数秒から数分間にすぎません、
発作が起こっていないほとんどの時間は普通の社会生活を送る事ができます。
病気の特性を周囲の人がよく理解し、過剰に活動を制限せず能力を発揮する機会を配慮することも、てんかんを持つ方に対するケアを行う上で大切なポイントです。