嚥下体操で誤嚥性肺炎を予防しましょう‼

こんにちは さくらデイサービス浜松中央 看護師の吉田です。

 

今日の風は強くて、大柄な私でも強風に煽られそうになりました。

強風で身体のバランスが崩れて、転倒したら怪我をしてしまいます。

こんな強い風が吹く日は、不要不急なお出掛けはしないのが懸命ですね。

 

3月2日、大阪管区気象台は、近畿地方で春一番が吹いたと発表しました。

 

近畿地方の春一番は2018年3月1日以来、3年ぶりの発表だそうです!

 

雨と強風で生憎のお天気でしたが、さくらデイサービス浜松中央にお越し頂きましたご利用者様は皆様お元気に一日をお過ごし頂きました。

 

コロナの感染も、まだ完全にはゼロにはなれない状況ですが、ワクチン接種も始まりましたので、ワクチンの有効性を期待するしかないですね。

 

さて、本日はコロナ肺炎ではなく、誤嚥性肺炎についてのお話しをさせて頂きます!

 

この誤嚥性肺炎は高齢者の方にとってはとても怖い病気となります

 

加齢や疾患によって嚥下(えんげ)機能が低下すると食べ物が誤って肺に入ってしまい、炎症を引き起こすことを誤嚥性肺炎といいます。

 

嚥下機能が低下したりする事を嚥下障害といいます。

飲み込んだ食べ物や水分が、食道ではなく気管へと入り込んでしまう状態です。

食べ物や雑菌が気管から肺に入り込んでしまい肺が炎症を起こしてしまいます。

 

食べ物を口に入れてから飲み込むまでには、「のどの筋肉」や「唾液の量」「歯の状態」などさまざまな要素が連動しています。

 

デイサービスでも、昼のお食事を召し上がって頂く前に、嚥下体操を皆さんにやって頂いておりますが、この嚥下体操も誤嚥性肺炎の予防の一環で行なっている体操になります

 

 

嚥下機能の低下をチェックしてみて下さい

 

●食事中やお茶の時間にむせる事が多くなった。

味噌汁やお茶、唾液などの水分でのむせが顕著です。

 

●飲み込んだあとも口の中に食べ物が残っていたりする。

のどに食べ物が残っている様な感覚がある

これは、十分に飲み込めていない状態です。

 

●飲み込んだ後にしゃべると、ガラガラ声になってしまう

こちらも十分に飲み込めていない状態です。

 

●体重の減少が目立つ

栄養がしっかり吸収されていない証拠です。

 

●睡眠中も、むせたり、咳き込む事がある

 

いかがでしたか?

当てはまる事が2つ以上あったら、嚥下機能が低下している可能性があります

 

デイサービスでやっている嚥下体操をご自宅でもやってみて下さいね

 

早口言葉や歌を歌うのも効果がありますよ!

 

誰でも老化現象は現れます

自分が出来る努力で老化現象のスピードが遅くなっていけたら嬉しいですよね

 

さくらデイサービス浜松中央のスタッフ一同

利用者様が笑顔でお過ごし頂ける様に、皆様の日常ケアを心を込めてさせて頂いております!

 

拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。