実習生
2016年1月27日(水)
さくら・介護ステーション浜松中央の西尾です。
今日は、将来お医者様になろうという、大学生の実習の受け入れがありました。
お年寄りの方とのコミュニケーションの勉強です。
ヘルパーがどんな風にお年寄りの方と会話をしているか、ヘルパーに同行し、実際の現場で体験してもらいました。
言葉のキャッチボールなら誰でもできます。
大事なのは、非言語コミュニケーションだと思います。
まず話しやすい雰囲気を作ること。
そして相手のしぐさ、表情から相手の気持ちを読み取ること。
例えば「大丈夫」という言葉に込められている気持ち。
また高齢の方は耳が遠くなっていたり、言葉がでにくくなっていたり、
会話をしながら、相手の気持ちを読み取り、信頼関係を築いていく様なコミュニケーション能力をこれから身につけていってほしいなと思いました。
受診をすると、長時間待たされて、診察はたったの5分だったと、利用者様からよく耳にします。
お医者さんはカルテやパソコンの画面ばかり見ていたと、
『病は気から』と言います。
治療だけでなく、会話を通して患者様を元気にしてあげて下さい。
たった一日の実習でしたが、若い学生さんが、今日の実習から何かを感じとってくれたら、と願います。