「睡眠」について
こんにちは、さくらデイサービス浜松中央門齋です。
東京オリンピックが始まりました♪私はテレビに釘付けになりながら見ています。
暑くて寝苦しい日が続きますが、今日は「睡眠」についてご紹介致します。
年齢とともに体力が落ち、老眼になり、白髪が増えます。それと同じように睡眠にも変化が生じます。
第一の変化は、高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになることです。
これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。
したがって高齢者の方の早朝覚醒それ自体は病気ではありません。
眠気が出たら床につき、朝方に目が覚めて二度寝ができないようであれば床から出て朝の時間を有意義に使いましょう。
第二の変化は、睡眠が浅くなることです。睡眠脳波を調べてみると、深いノンレム睡眠が減って浅いノンレム睡眠が増えるようになります。
そのため尿意やちょっとした物音などでも何度も目が覚めてしまうようになります。
改善する方法を10個上げさせて頂きます。参考になるといいですね。
認知症の方の睡眠を保つために
1 就寝環境を整える(室温・照度)
2 午前中に日光を浴びる
3 入床・覚醒時刻を規則正しく整える
4 食事時刻を規則正しく整える
5 昼寝を避ける/日中にベッドを使用しない
6 決まった時刻に身体運動する(入床前の4時間以降は避ける)
7 夕刻以降に過剰の水分を摂取しない
8 アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取を避ける
9 痛みに充分対処する(気づかれていないことも多い)
10 認知症治療薬(コリンエステラーゼ阻害剤)の午後以降の服薬を避ける