さくらデイサービス浜松中央の看護師津田です。

高齢者の方は、皮膚が乾燥しやすい事をご存知でしょうか？

加齢に伴い皮脂の分泌量が減少すると、乾燥と外部刺激から肌を守る役割である「肌のバリア機能」が低下してしまいます。

バリア機能が低下すると、どんどんと乾燥がすすみ、痒みや、掻きこわしによる感染等、さまざまな肌トラブルが起こってしまいます。

一度掻いてしまうと、また痒くなって、、と悪循環ですよね。

デイサービスをご利用していただいている方の中にも、皮膚の痒みを訴える方が多くいらっしゃいます。

肌トラブルを防ぐには、肌のバリア機能を守るための正しいスキンケアが必要となります。

例えば、

・入浴時の温度はぬるめにし、あまり長湯はせず、入浴後は保湿剤を使用する。

ゴシゴシと身体を洗うのも控えましょう。

・肌着類は化学繊維を避ける。

•こまめな水分摂取を心がける。

•室温は65%程度にする。

以上の事を気をつけるだけでも、皮膚トラブルを減らす事が出来ます。

因みに、ストレスでも皮膚の痒みがおこります。

ストレスは万病の元ですので、ストレスを溜めない事も大切ですね！