「ラポール」とは…

こんにちは。
さくらディサービス浜松中央の介護スタッフです。
日常生活の中では聞き覚えのない言葉「ラポール」についてご紹介させて頂きます。
「ラポール」とは…
お互いに信頼し合い。
心理的距離が縮まる。
感情の交流を行う事が出来る。を意味しています。

介護の世界では基本となるべき事であり、各スタッフがこの言葉の意味をよく理解し日々生かされた職場を目指しています。

先日さくらディに新しい利用者様が足を運んで下さいました。
現在ご利用の方お一人お一人の個性(カラー)を織り込みながら築いている所に、また新しいカラーが交わる瞬間です。
1日でも早く慣れて頂く為に。
そして周りの利用者と打ち解けて頂く為に。
スタッフ一同全力を尽くします。

「おはようございます。本日より新しい利用者様が来てくださいました。
お名前は〇〇〇〇さまです。」と…自己紹介の挨拶から初日が始まります。
利用者様興味津々です。
スタッフの間での情報共有が大切な様に、新しい方の差し障りの無い程度の情報を利用者様とお互いに共有していきます。
不安な気持ちで一杯の利用者様への「寄り添い」はラポールを築く為には大切な事だと感じています。
溢れる思いを受け止められる様に。
その感情を引き出せる様に。

「ラポール形成は、一日にしてならず」

焦らず利用者さまの心のリズムに合わせながら、少しずつ…少しずつ緊張の糸を解きほぐしていきます。

価値観を尊重しながら、あるがままを受容する姿勢で接する事が大切。

更に他の利用者様と気兼ねない会話が出来るまでの、架け橋をするのもスタッフの重要な役割。
この架け橋によって今度は利用者様同士のラポールが形成されていく事を願っています。

介護士として、相手の感情を読み解く能力を兼ね備える努力をする必要があります。
その場の役割をしっかり認識し自覚して、お一人お一人にとって居心地の良い環境となる様に…
さくらディサービスならではのカラーをスタッフ一同力を合わせて築いていきたいと考えています。

追伸…近頃では春を意識したおやつを利用者様に召し上がって頂いております。
幾つかご紹介させて頂きます。