認知症ケアについて
こんにちは。浜松中央さくら介護のスタッフです。
近年、要介護を占める割合は認知症の方が多いとされています。
その中でも75歳以上の後期高齢者のアルツハイマー型が一番多いようです。
「脳の萎縮」と言われているアルツハイマー型は、何故か女性が多く、なだからに進行していくことが多いのが特長の一つです。
なだらかに…と言うのが加齢が伴うものと見分けが付きにくいとされていますが…
早期発見が進行を遅らせることへ繋がります。
日々の生活の中でご家族や周りの方々が気付ける場面もあるかと思います。
病気の進行を少しでも抑制させるには軽度であれば、「IADL」手段的日常生活動作が有効とされている様です。
IADLとは炊事 洗濯 買い物などにあたります。
さくらデイサービスにおいては、進行を遅らせる事に繋がる物を…と考えています。
◎入浴 足浴に使用するタオルを畳む。
◎箸袋作り&箸袋セット。
◎おしぼりのセット。
日常の生活に出来るだけ近づけられる取り組みをしています。
また午後からのレクリエーションに置きましては、過去の出来事や個々の想い出を振り返ることを通じて豊かな感情をもたらす効果がある回想法を取り入れています。
音楽療法というものもあり、その年代に応じた懐かしのメロディとなるように選曲しています。
認知症があったとしても、昔の歌詞やメロディを覚えてらっしゃる方が多いのには驚きます。
利用者様の中にギターを弾かれる方がいらっしゃる事もあり、皆さま生演奏付きの音楽を楽しみにしています。
認知症のご利用者様が多い中、スタッフが心掛けている事は。
◎自尊心を大切に!
◎主観的な世界を受容する!
◎表に見えない心の変化を様々な角度からとらえ、傾聴し、環境を整える。
更にはご家族との情報共有に日々努めております。