認知症について
こんにちは、さくらデイサービス浜松中央の看護師の門齋です。
今日は「認知症の方への対応」についてお話ししたいと思います。
対応方法は、自分が必要な存在だと認識して頂くことです。
本人ができることは何かを把握して、できることをお願いすると、達成感や互いの信頼感につながります。
そのときは感謝の気持ちを伝えるといいそうです。
少し大げさに褒めるくらいで良いようです。
プライドを傷つけないことも大事です。「叱らない」「指摘しない」「否定・議論しない」よう注意しましょう。
できるだけ相手の意思を受け止めて汲み取るようにして、穏やかな声で対応しましょう。
何度も言い聞かせようとしても、認知症の方には意味がわからず、反感を抱かせることにつながります。
また、なるべく環境を変えないようにして、人間関係、生活環境、生活習慣を認知症の人のリズムやペースに合わせてあげることも大切です。
孤独にならないように人と関わる時間を定期的に設けてみてください。
在宅であれば時々話しかけたり、施設であれば他の入所者と顔を合わせ、交流する機会を設けると良いようです。
孤独は不安感を募らせ、不安感は認知症を悪化させます。
認知症の方の行動をよく観察することも重要です。
なんとなくソワソワしてきたらトイレに行きたそうだとか、今の介護を嫌がっていないか反応に注意するなど、さまざまな変化を見逃さない心掛けが必要です。