『寒冷アレルギー』

日々の温度差が大きくなる季節の変わり目。

この時期になるとなんだか鼻がムズムズしたり、くしゃみを連発したり。そんな症状に心当たりはありませんか? 

なかでも、皮膚が急激に冷やされる事で発症するアレルギー。

『寒冷蕁麻疹』

寒冷蕁麻疹とは文字通り、蕁麻疹の一種です。

蕁麻疹といえば、食べもののアレルギーからであったり、ウイルス感染のよるものであったりのイメージが強いかと思いますが、摩擦や日光、気温など物理的な刺激によって発症する『物理性蕁麻疹』もあります。

冷たさや寒さによる刺激により発症するのが寒冷蕁麻疹で、痒みを伴った赤いぶつぶつや腫れ(膨疹)が症状として出ます。

よくある蕁麻疹と同様に、たいていは出てから数時間で痕を残さず消失しますが、再度寒冷刺激を受けると繰り返し現れることがあります。

外気に触れたら顔が真っ赤に腫れる、トイレで座る便座が冷たいと触れたところに痒みがでるなど、案外これまで思い当たる経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

そこでぜひ行いたいのが運動です。適度な運動は血流を促進するうえでとても有効です。結果的に寒冷アレルギーを予防する効果も期待できます。