訪問介護の仕事:たかが、買い物 されど買い物

さくら・介護ステーション浜松中央の西尾です。

ヘルパーの仕事で「買い物代行」があります。

足が弱くなったお年寄りの代わりに買い物に行くのですが、

「言われたものを買ってくればいいんでしょう」と言うほど簡単なことではないのです。

「お豆腐」と言われて、「絹?木綿?」だったり、今の時期は「大根半分買って来て」と言われお店に行ってから「上?下?」と迷ってしまうこともあります。

一番悩むのは言われた物が品切れだったりした時です。

他の製品で良いのか、次回の買い物時に購入するのか、

お店に行き、スムーズに買い物をするために、買い物に出かける前には利用者様に一品一品確認させていただいています。

買い物は、必要最低限のものに限られるため、利用者様の趣味や嗜好品、家族の物をついでで購入するということはできません。利用者様が使う必要最低限の物であることがポイントです。

利用者様には今まで使っていた製品のラベルを取っておいていただいたり、最近では携帯で写真を撮らせていただいたりしています。

買い物を通して、利用者様から教えていただくこともあります。

個人的に買い物に行った時にゆっくり店内をみて「今度○○さんには、こんなもの勧めてあげよう」と思うこともあります。

「たかが、買い物 されど買い物」

利用者様とコミュニケーションが取れ、信頼関係ができていないと難しいサービスでもあります。