5月でも要注意、高齢者の熱中症

さくら・介護ステーション浜松中央のスタッフです。
今回は5月でも要注意、高齢者の熱中症。
熱中症とは、体温が上がり、体の中の水分や塩分のバランスが崩たり、体温の調節機能が働かなくなったり、体温の上昇やめまい、頭痛、けいれんなど様々な症状を起こす病気のこと。
熱中症は、真夏のみ起こるものだと思いがちですが、5〜6月の暑い日にも熱中症に陥るリスクがあります。中でも高齢者の方は、特に注意が必要です。
原因の一つとして、体温調節機能の低下です。また高齢になると、暑さや喉の渇きを自覚しづらくなることが増えます。そのため一般的に暑いと感じるほど高温の部屋で、暑さに気づかずに長時間過ごしてしまい、熱中症になることがあります。
高齢者の中には、エアコンや扇風機の風を嫌がり、温度調節をしたがらない方も見受けられます。昔はエアコンがなくても窓を開けて家の風通しをよくすれば、夏を過ごせましたから、その感覚でエアコンをつけない方もいます。

予防としては…

①涼しい環境を作ること

②気温の高い日は外出を控えたり、外出時間を短し対策すること

③睡眠とバランスのとれた食事をとるように心がけること④水分補給が基本です。

上記に加え、暑熱順化で暑さに負けない体づくりをすることも大切ですね。