お餅は窒息に注意しましょう

明けましておめでとうございます。
さくら・介護ステーション浜松中央の訪問介護員です。
今年もよろしくお願いします。お正月が終わってしまいましたがこの時期になると
高齢者の方がお餅を詰まらせるニュースが出てくる
ことがあります。

お餅は高齢者にとって窒息しやすい食べ物です。
噛み切りにくい、のどに張り付いたりと嚥下能力が低下した
高齢者の方には危険な食べ物です。

・小さく切って少しずつ食べる
一口大や小さく薄く切るようにして少しずつ口に入れるように
して下さい。一度に食べると口の中でくっつきます

・水分を一緒にとる
食べる前に汁物や飲み物で口をしめらせ、よく噛んで食べる。
焼いた餅をそのまま食べると、水分がないので余計に張り付きやすくなります。
汁物に入れるか、水分がある食材と合わせると良いです。

・お餅の代用品を利用する
お餅に似た食感で粘り気が低い白玉や介護用に作られたお餅を
利用してみるのも良いと思います。
介護用品店や通販サイトなどで手に入ります。

1月はお餅の消費量が一番多い時期です。
お正月にはお餅が欠かせないと言う方もいらっしゃると思います。
ですが窒息の危険もありますので、対策を取って楽しんでもらいたいと思います。