ターミナルケアの素晴らしさ

さくら・介護ステーション浜松中央の西尾です。

さくら・介護ステーション浜松中央では、時々ターミナルケアの依頼をお受けすることがあります。

ターミナルケアとは

余命わずかな人たちが、治療による延命よりも、病気の症状による苦痛や不快感を緩和し、精神的な平穏や残された生活の充実を優先させるケアです。

最近ではコロナの影響もあり、病院では面会もままならず、ならば自宅で最後の時間を家族と過ごさせてあげようと、ご両親を病院から自宅に連れて帰る方も増えているかと思います。

ターミナルケアを家族で行うデメリットとしては、介護者の方の精神的、身体的な負担がとても大きくなります。

ヘルパーは家族の方の負担を減らすために着替え、排泄、清拭、体交などを行います。

メリットはそれをはるかに超えます。

亡くなられた後に、ご家族の方からは、必ず「最後を看取ることができて良かった」と言われます。

ターミナルケアを自宅で行ったことを後悔されるご家族はいらっしゃいません。

ケアマネジャーさん、訪問看護師さん、と連携を取りながら、ケアに入らせていただいています。

「昨日より大きな声で挨拶してくれました」という日もあれば、「今日はずっと目を閉じてました」という日もあり、利用者様の少しの変化も見逃せず、緊張の訪問です。

ターミナルケアを受け持つことで、介護の技術はもちろん、ヘルパーとしての充実感を感じ、介護への自信へとつながってていきます。

「住み慣れた自宅で家族の方たちと最後の時間を過ごす」

ヘルパーとしてお手伝いできることを嬉しく思います。