私たちヘルパーの喜び

さくら・介護ステーション浜松中央の西尾です。

コロナ関連のニュースばかりが目立つ毎日です。
最近私が気になった記事は、
9月2日に発表された、公益財団法人「介護労働安定センター」(東京)の2020年度特別調査の結果
介護職員の6割が心理的な負担が大きく、不満を抱えている 。

新たに出て来たり強まったりした不満を複数回答で尋ねると
1.  「心理的負担が大きい」57.7%
2. 「利用者やその家族と感染症対策の意識に差がある」38.7%
3.「衛生備品の不足」 28.0%

みんな同じなんだなぁと思いました。
ご利用者様は高齢者や障がい者の方達。コロナに感染したら重症化される方達。
ヘルパーさん達と話をすると、自分が感染元になってはいけないからと、外出を控えていたり、今まで以上に消毒を心がけたりと、常に緊張感を持っている、と言われます。

私達はコロナ感染が拡大しているからといって、サービスをお断りしたり、中断するわけにはいきません。
「ありがとうね」「また明日」利用者様の一言や笑顔が私達に元気を与えてくれます。

昨年末には、来年はマスクなしの生活を、と思っていました。
残念ながら、まだまだ収束の見通しもありません。

ヘルパーという仕事をしているからこそ、知り合った多くの利用者様が、私たちの訪問を待っていてくれます。
ストレスや緊張感を感じながらも、今日も利用者様が元気でいてくれたこと、またお会いできたこと、そんなことが私たちの喜びです