さくらデイサービスでは利用者様のからだの状態を把握するために定期的に体力測定を行なっております。

測定の項目はいくつかありますが、今日は中でもtime up and go test（TUG）を紹介したいと思います鍊

time up and go testとは椅子に座った状態から立ち上がり、3ｍ先まで歩いて行き、向きを変えて戻りまた元の椅子に座るまでの時間を計測します。これにより歩行能力や動的バランスおよび機能的移動能力を評価することができます。運動器不安定症（MADS）の指標として広く用いられている方法になります。

当施設ではリハビリ機器のデジタルミラーを使って利用者様一人一人のデータがIDにより保存されています。

こちらはある利用者様の２年間の記録をグラフにしたもの。破線が下がるほどより短い時間で移動を行なえている、つまり機能的移動能力が向上したといえます。このように目にすることでリハビリのモチベーションも上がりますよね秊

このような測定を定期的に行い体力を確認しながら日々の運動機能訓練のメニューを利用者様と相談して考え実施しています囹囹