花火

2015年 7 月 16日(木)
さくら介護のスタッフです。
お一人暮らしの女性の方のお宅に訪問した際、回覧板が届きました。今年のお祭りに例年通り花火を上げるので寄附をお願いしたいという内容でした。
毎年寄附は、出しているそうですが 花火は、あまり好きではないと お話していました。
遠くで少し見ているだけと。
以前、娘さんに連れられて、
花火が上がるすぐ そばまで
行ったそうです。
真上に上がる花火。
それは、戦争 当時の 焼夷弾を
思いださせる物だったそうです。 この方は、現在92歳 。
戦争当時は、20歳前あたりだったのかな。
あの時は、本当に恐くなり、すぐにでも この場所から逃げ出したいという気持ちになった
そうです。 娘さんに話をすると
もう連れてこないから…と。
花火と焼夷弾 、 戦争を知らない私にとっては想像もしなかった事でした。
以前は、訪問先で 戦争当時のお話を聴く事もありましたが、最近は あまりきかなくなりました。
それだけ、経験している方々が
少なくなってきているんでしょう。
貴重な戦争体験のお話。戦争の
恐ろしさ。機会があれば
きいておきたいと 感じた時間でした。

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